用語辞典 — ツギノテ。LEARNGLOSSARY

リスキリング

リスキリング(reskilling)とは、働きながら、新しい職務や技術に必要なスキルを学び直すこと。趣味的な学習ではなく、仕事の変化に対応するための学びを指すことが多い。

「学び直し」という言葉が急速に広がった背景には、AIやデジタル化によって、仕事の中身そのものが変わり続けている現実があります。新しい職業に移るためだけでなく、いまの仕事を続けるためにも学び直しが要る時代になりました。

なぜ注目されるのか

「一度身につけた技能で定年まで働ける」という前提が崩れ、職業人生の途中で技能を入れ替えたり、付け足したりする必要が出てきたためです。企業にとっては、採用に頼りきらず社内の人材を育て直す人材戦略として、国にとっては、産業構造の変化に人が対応できるようにする政策として、両面から語られています。個人にとっても、働き続けるための現実的な備えという意味合いが強まっています。

続けるための条件

単なる自己啓発や趣味の勉強と混同されがちですが、リスキリングは「いまの、あるいは次の仕事で実際に使うこと」を目的にする点が特徴です。そのため、学んだ内容を仕事で試せる環境があるかどうかも重要になります。また、働きながら学ぶには相応の時間と費用がかかるため、それを支える給付や休暇などの仕組みが、続けられるかどうかの鍵を握ります。

補足:関連して「教育訓練給付」「教育訓練休暇給付金」などの支援制度がある。要件は改正で変わるため一次情報で確認を。