教育訓練給付。
教育訓練給付(kyoiku-kunren-kyufu)とは、一定の条件を満たす人が指定講座を受講・修了した場合に、受講費用の一部が支給される公的な仕組みの総称。
社会人の学び直しにかかる「学費」を支える、代表的な公的制度です。雇用保険の被保険者や、離職して一定期間内の人などが主な対象になります。近年は学び直し(リスキリング)を後押しする政策の柱の一つとして、注目が高まっています。
いくつかの種類がある
この給付にはいくつかの区分があり、代表的なものに一般教育訓練・特定一般教育訓練・専門実践教育訓練があります。区分によって、受講費用のうち支給される割合(給付率)や支給の上限額、対象となる講座が異なります。一般に、資格取得やキャリア形成につながる専門性の高い講座ほど、給付が手厚くなる傾向があります。
使う前の注意
対象となる講座や給付率、上限額、支給要件は、制度の改正によって見直されることがあります。受講を決める前に、その講座が給付の対象に指定されているか、自分が支給要件を満たしているかを、ハローワーク等で必ず確認しましょう。受講後の申請では間に合わない手続きもあるため、早めに情報を集めておくと安心です。勤め先や学校が案内してくれるとは限らないため、自分から調べにいく姿勢が大切です。
補足:受講中の生活費を支える「教育訓練休暇給付金」(2025年10月創設)とは役割が異なる。詳細は厚生労働省・管轄ハローワークで確認を。