情報活用能力。
情報活用能力(joho-katsuyo-noryoku)とは、情報を収集・整理・判断し、適切に発信・活用する力。
学習指導要領で、言語能力などと並ぶ「学習の基盤となる資質・能力」として重視される力です。生成AIの利活用ガイドラインでも、これからますます育てるべき力として位置づけられています。
中身
具体的には、必要な情報を探し出し、その真偽や偏り・出どころを見極め、目的に応じて取捨選択し、責任をもって整理・発信・活用する、という一連の力を指します。あわせて、情報を扱ううえでのモラルや安全(個人情報や著作権への配慮、ネットとの付き合い方)も含みます。情報を「受け取る力」と「発信する力」の両輪でとらえるのが特徴で、読み書き・計算と並ぶ、これからの学びの土台とされています。
生成AIとの関係
生成AIが身近になったことで、この能力の重要性はさらに増しています。AIの答えをうのみにせず、確かめる・使い分ける・目的に照らして判断するという行為が、まさに情報活用能力の実践そのものだからです。大切なのは、道具の操作方法を覚えることよりも、あふれる情報とどう向き合い、何を根拠に判断するかという「使いこなす側の力」を育てることだと整理されています。
補足:生成AIは手段であって目的ではない、という「人間中心」の原則と対で語られることが多い。何をどう学ぶかの主導権は人の側に置く、という考え方。