GIGAスクール構想。
GIGAスクール構想(GIGA school)とは、児童・生徒に一人一台の端末と高速通信環境を整備し、ICTを活用した学びを進める国の施策。
休校をきっかけに端末の整備が一気に進み、いまは「配った端末をどう日常の学びに使い倒すか」へと論点が移っています。ハード(端末・通信)が一通りそろった後の、使い方と定着の段階に入ったといえます。
ねらい
掲げられているねらいは、個別最適な学びと協働的な学びの両立です。紙のプリントでは難しかった即時のフィードバックや、学習ログ(履歴)に基づく支援、離れた相手との共同編集などが可能になります。調べる・まとめる・伝えあうといった活動を、一人ひとりの端末を起点に組み立て直そうとする構想でもあります。端末はあくまで学びを広げるための道具であって、それ自体が目的ではない、という整理が土台にあります。
いまの課題
課題として挙がるのは、端末の更新(買い替え)費用、家庭や地域による通信環境の格差、教員の準備・運用の負担、そして学校ごとの活用度合いの差などです。「一人一台を配る」という整備の段階から、「日々の授業に無理なく溶け込ませる」定着・活用の段階へと、重心が移りつつあります。誰が費用と運用を担い続けるのかも、これからの論点です。
補足:生成AIの学校利用ガイドラインなど、GIGA端末があることを前提にした新しい指針も相次いでいる。制度や方針は更新され続けるため、最新の一次情報で確認したい。