アポロ計画。
アポロ計画(Apollo program)とは、アメリカ航空宇宙局(NASA)が1960年代から1970年代にかけて進めた有人月探査計画。1961年5月25日、ケネディ大統領が連邦議会で「1960年代のうちに人間を月に着陸させ、安全に地球へ帰還させる」目標を宣言したことで加速し、1969年7月のアポロ11号で人類初の有人月面着陸を達成した。
ソ連との宇宙開発競争を背景に、巨大ロケット「サターンV」、司令船と月着陸船を組み合わせる方式、地上の管制体制など、前例のない技術と組織を短期間で作り上げた国家事業でした。関わった人々は延べ数十万人規模にのぼるとされます。
着陸は6回、そして帰還まで
有人での月面着陸に成功したのは、1969年のアポロ11号から1972年のアポロ17号まで計6回(11・12・14・15・16・17号)です。途中のアポロ13号は往路の事故で着陸を断念しましたが、乗員は無事に帰還しました。ケネディの目標文が「着陸」と並べて「安全な帰還」を掲げていたとおり、この計画の評価軸は行きだけでなく帰りにもありました。初期のミッションでは、月の微生物を警戒して帰還後の乗員を隔離する検疫も行われています(アポロ14号を最後に廃止)。
補足:各ミッションの日時・成果などの数値は資料により表記に幅がある。詳細はNASAの公式記録など一次情報での確認を推奨する。